究極の癒し系写真

ピンホールカメラの制作

千葉県教育研究会美術工芸部会実技研修会に行ってきました。

06.July.2007

講師のエドワード レビンソンさん。 鴨川市在住のアメリカ人。かっこいい。 会場は千葉県立長狭高校美術室
以下は制作過程です。
段ボール箱を組み立てます スプレーで中箱を黒く塗ります。 蓋には窓を空けておきます。 レンズの役目を果たす穴はアルミ板
穴は手芸用針で空けます。 く切ります。 9鉛筆の消しゴムにこの針を刺しニードルを作ります。これをアルミ板に挿して穴を開けます。 10バリをヤスリで落とします。
11#5000番という細かさ。 12穴の大きさをルーペで確認します。 13い小さな穴が空きました。ヤスリもかけて、真円に近い状態です。 14空けておいた窓の裏側からクロテープでアルミ板を貼ります。
16 この箱の中に印画紙を入れ、穴にシールで蓋をします。三脚に輪ゴムで縛り付けて、撮影開始。穴が小さいほど、撮影深度が深くなります。しかし、露光時間は当然長くなります。

17

現像します。

15からみるとこんな感じです。 18画紙にはネガの像が出ます。
19これをもう一枚の印画紙と重ねて焼くと、正像があらわれるという寸法です。うまい! 20各自撮影した作品を並べました。エドワード先生の講評です。 21国分高校金沢先生の作品。便器。露光時間は20分。ド迫力!美しい!
箱の中に入れた印画紙を現像してできたネガです。 私の作品。雨の風景。どーってことないものですが、できてみると嬉しいです。
雨に濡れた郵便ポスト。その向こうに小さく、傘をさしている私。判りますか?雨の日だったので露光時間が非常に長く、じっとしているのが大変でした。晴天だと、30秒ぐらい。この日は5分ぐらいだったと思います。 会場のとなりにあった消防の施設を写してみました。箱の奥行きで焦点距離が変わります。
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